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2007-05-30

コメント

ばべる

アルミ合金が責められるのはどうでしょうか。
最近のAFV、例えばウォーリアやM2/M3、M8、BMP-3も依然として車体や装甲がアルミでできています。
そもそもRPG-7の均質圧延装甲貫徹力は300ミリ以上ですから、装甲の材質に関係なく、当たればおしまいです。
また、フォークランド戦争でフリゲートのアルミ合金製上構が溶け崩れて戦闘に支障を来たした場合と違って、小さなAFVの場合はアルミ製車体が溶けるような事態では人間や弾薬がもう先にやられてしまっていると思われます。

Hi-Low-Mix

AFVについては一家言を持つドイツが、ウィーゼルなどにアルミ装甲を採用していないのは、やはりなんらかの理由があると思われるのですが、いかがでしょう。

ばべる

確かに。ドイツ人だけは頑なにアルミの使用を拒否していますね。あるいは、彼らはアルミの「熱に弱い」特性を嫌っているのかも知れませんが、他にすぐに思いつく鋼に対するアルミの不利な点を挙げてみると…

1:緊急時、有事の際の資源確保の困難
2:値段

アルミよりも高くつくチタン合金や特殊鋼の装甲は、このクラスの軽AFVには無意味で不必要ですし。

M2を実弾で破壊する何年か前の実験の画像は有名ですが、その頃から「アルミ装甲はHEATに溶かされてしまう」という批判が広く流布されているようです。しかし、これがどうにもよく分かりません。
HEATは熱エネルギー兵器などではなく、APFSDSと同じ運動エネルギー兵器です。またHEATが高熱を発するというのであれば、弾着したAPFSDSも同じです(純アルミの融点は約650度ですが、APFSDSの燃え尽きる弾芯のウランの発火点は約1200度です)。
どうも過去のどこかで話の方向がずれたような??

Hi-Low-Mix

>広く流布
そうですね。私も誤った認識にとらわれていました。
まったくの推測ですが、M113で車外後部に備えた燃料タンクが燃えた際に、トラブルがあったのではないでしょうか。車内での火災を避けるために改良したのに、逆にチープキルとなりかねないようなトラブルが。
それがどこかで、熱→HEAT弾と混同されてしまった…なんてこともありそうな気がします。

ばべる

HEATという名前が原因ではないかと(w

あと、AFVのアルミ合金材が熱への弱さ、脆弱さと結びつけて考えられるようになったのは、ヴェトナムに鳴り物入りでデビューしたハイテク軽戦車M551が次々簡単に撃破されたことから始まっているのではないかと考えます。
これまたアルミ云々より、軽戦車の宿命的な脆さの方に原因があると思うのですが…

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