yoz様(忘れようとしても思い出せない日記 rebirth)より、Musical Batonなる不可思議なバトンを手渡される。
貴重な機会をいただき、感謝。
たしかにトラフィックやらなんやら気にならぬでもない。
しかし、それらリスクよりも得られる(かもしれぬ)情報への興味が勝る。
まったく傾向の異なるblog(そしておそらくは、まったく毛色の異なる方々)がどのように音楽と接しているか。
下衆な感覚かもしれないが、それらを知ることによってまた世界の多様性とその統合性を学べるのではないかと期待している。
よって自らの責任にて回答し、他の方々にバトンを託す。
Total volume of music files on my computer/コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
6.32GB。
音楽を趣味とされる方と比較すると数分の一であろう。
よって私が音楽をどのように好もうと「音楽を聴くのが趣味」などとは言えない。
Song playing right now/今聞いている曲
「5'4 Moon」(by 菅野よう子/from<『ターンエーガンダムオリジナルサウンドトラック1』)
短く、哀調を帯びた、俗っぽく、模倣でしかなく、美しい曲。
The last CD I bought/最後に買ったCD
「グレイテスト・ヒッツ」(by ジンギスカン)
まったくの思いつきで購入。
しかしながら、冷戦華やかかりし頃の西ドイツ文化への興味をかき立ててくれた。
それはそれとして、名曲「ジンギスカン」のサビをパクった連中がのさばるままというのは、日本人としてなんとも恥ずかしいことよ。
Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me/よく聞く、または特別な思い入れのある5曲
- 「OB-LA-DI, OB-LA-DA」(by ザ・ビートルズ/from 『ホワイトアルバム』)
自分のお金で初めて買ったシングルレコード。ガキのくせに、大人の猿まねをして洋楽を聴いてみたかったのだ。
なんでも「脳天気でバカみたい」との評もあるようだ。しかし勝手な思いこみかもしれないが、デパートのショーウインドウを眺めるような虚無感もまたこめられているのではないか。
なお、アースシェイカーやユッスー・ンドゥールによるカバーもそれぞれイカス。
- 「夜をぶっとばせ!」(by ヒップス・入手は困難か?)
アースシェイカーのMARCYとSHOW-YAの寺田恵子が組んだデュオ、HIPSによる曲。
だが、「超音戦士ボーグマン」後半の主題歌と言ったほうがわかりやすかろう。
歌詞を意訳すれば(日本語ですが)「ラブホに行ってエッチしよう」という、大変正直な歌。
妄想を抑圧するばかりだったボンクラは、日々この曲を聴いて悶々としていたことよ。
- 「Heart and Soul」(by 浜田麻里/from 『Heart and Soul』)
NHKがソウルオリンピックのテーマ曲として利用。
そのネーミングセンスのしょぼさは、ライブ時の語りにおけるへなへなさと通ずるものを感じる。
しかしそれでもやはり、彼女の歌声はこの上もなく美しく、力強い。
- 「この愛に生きて」(by ザ・ブレッスン・フォア/from 『時代劇グレイテスト・ヒッツ』)
テレビ時代劇「斬り抜ける」のエンディング。
おそらくテレビ放送時とは異なるバージョンだが、CD化されているのはこれのみ。
様々なドラマに主題歌があるものの、これほどまでの相乗効果をもたらした曲は珍しい。
なお、ブレッスン・フォアは「コンバトラーV」オープニングでコーラスに参加している。
- 「限りなき旅路」(by奥井亜紀/from『ターンエーガンダムオリジナルサウンドトラック3』)
TV版「ターンエーガンダム」最終回にてエンディングとして用いられた曲。
それゆえ、トミノ版ガンダムのフィナーレを飾った歌とも言える。
様々なる紆余曲折、絶望と再生を経たカントクが選んだのであろうと思うと、実に感慨深い。
Five people to whom I'm passing the bato/バトンを渡す5名
根回しもなーんもなしにお願い。
よって、彼ら(彼女ら)がこれをスルーしようがお怒りになろうが、すべて私の責任である。