EeePC901は台湾ASUS社のネットブック。
EeePCとしては初めてIntel Atomプロセッサを搭載した。小容量のSSDをストレージとし、Atomプロセッサと小さめの液晶ディスプレイ、そして枯れたOSであるWindows XPを組み合わせた「ネットブック」は、ここで一つの原型が整ったと言えるだろう。
この種のPCはもともと発展途上国向けに開発が進められていたが、実際にはすでにメインPCを持つユーザがサブマシンとして導入するケースが多かったようだ。
ユーザの興味がWebの利用に集中し、あえて最新のOSを選ぶ理由が乏しくなった時代にマッチした製品だったと言えよう。
EeePCはネットブックという流れを牽引したが、次第に利用者の目はもうワンクラス上のモデルへ、そしてスマートフォンやタブレットへと移っていった。
だが、PCの使われ方がかつてと違ってきたということを世界に証明したという意味で、それらネットブックは大きな役割を果たした。
などと買いもしなかったくせにほざきつつ、今日はWiiでエンジョイダイエット。
わしも一度ぐらいは大きな役割ってのを果たしてみたいもんだなあ。