793年は、平安京の造営が始まった年。784年の長岡京遷都以来、日照りや飢饉、疫病、水害などが続いたことから、早期の遷都が求められたという。今日の目で見ると「首都の立地に起因する問題ではなかろう」とも思えるが、当時の認識はまた違ったのだろう。
などと知ったようなことをこきつつ、今日はエリートのミッション1。正しい道筋が見えていようがいまいが、できることをやっていくしかない訳で。
792年は健児(こんでい)の制が導入された年。桓武天皇の下、大規模行政改革の一環としておこなわれた。海外諸国や蝦夷との紛争が予想される地域を除き、軍制を軽量化することが目的だった。地方官(郡司)の子弟および市民(百姓)から弓馬に優れる者を選抜して採用し、代わってそれまでの軍団は廃止された。任務は主に国の拠点守備で、人数も限られていた。これにより市民の兵役負担はほぼ免ぜられるかたちとなった。
昔からメリハリのきいた軍事体制というのはあったのだな、などと適当なことをほざきつつ今日はターゲットタエボーの二頭筋&三頭筋および脚。まあどこに重点を置くべきか意識するのはいいことだわね。
791年は坂上田村麻呂が征東副使に任ぜられた年。789年には官軍がアテルイ率いる蝦夷軍に大敗を喫している。彼はその後に蝦夷軍討伐に活躍し、征夷大将軍の地位も得た。また、彼は清水寺の建立でも知られている。蝦夷征伐の話は後代において膨らみ、鬼女である鈴鹿御前と夫婦となり彼の武勇と妻の神通力によって東北の鬼を退治したとも伝えられている。
それほどに尾ひれがつくというのは、やはり並々ならぬ軍事的成功を成し遂げたが故であろうか。などといいかげんなことをこきつつ、今日はターゲットタエボーの背中および腹筋。今のところ尾ひれがつくほどの成功は成し遂げていないが、もうちょっと格好をつけたいものだ。