838年、カスピ海南岸のタバリスターン(現在のイランのマーザンダラーン州)にて男の子が生まれた。長じて彼は故郷を離れ、イスラームとその歴史などについて学ぶ。
彼の名はタバリー。ウラマー(イスラーム法学者)として知られるようになった彼には、アッバース朝カリフやその宰相までが教えを請うている。
彼は大著「諸使徒と諸王の歴史」にてアラブおよびイスラームの歴史を詳細に記録し、また今日までも用いられるコーラン注釈書を著している。
だがその一方で、彼独自の学派(ジャリール学派)は他学派との競争の中、衰退してしまった。
高潔で機知に富み、文筆に優れていたというが、その誠実な学問への取り組みだけでは派閥間の競争には打ち勝てなかった、ということなのだろうか。
ほんと、文末に「か」ってつければなんでも書けるな、などと思いつつ、今日はターゲットタエボーの胸&肩、腹筋および背中。
わしはボンクラなのでそもそも派閥とかでかい話とは関係ないから気楽だな。