NF-15B 837号機はNASAドライデン飛行研究センターに所属していた研究機。
その名の通りF-15の派生型である。当初、ACTIVE計画(Advanced Control Technology for Integrated Vehicles project・統合航空機先進制御テクノロジー計画)に用いられた。外見上の最大の特徴はカナード翼だろう。また、三次元推力偏向ノズルを備えており、舵面によらぬ操縦制御が研究された。
ACTIVEは1996年まで続き、その後837号機はIFCS計画(Intelligent Flight Control System・知的飛行制御システム)に参加する。こちらは機体の損傷や故障による飛行特性の変化をリアルタイムに学習・判断することで、パイロットに変わらぬ操縦性を提供することを目的とした計画である。その研究成果は、C-17にも活かされているらしい。
837号機は2009年1月30日に最後の飛行を終えている。その生涯で、251回もの研究飛行ミッションをおこなったという。
単に星条旗カラーの派手なF-15という訳じゃなかったのね、などとすっとぼけつつ、今日はターゲットタエボーの二頭筋&三頭筋、脚、およびヒップ。
実の伴う存在でありたいものだね、ほんと。
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