758年は唐で塩と鉄の専売制が始まった年。安史の乱の最中であり、逼迫する財政への対処であったという。中国では漢の武帝や蜀の諸葛亮が専売制を導入した実績があり、これが初めてではない。だが、民衆の憤りは一通りではなく、その後新たな反乱を導いたとされる。
まあ、税金はいろいろ問題を生むわね、最近のアメリカのティー・パーティーとかもそうみたいだし。などと思いつつ、今日はターゲットタエボーの胸&肩および背中。わしはやっぱり、ややこしい制度は嫌いだな。単にバカなだけかもしれないけど。
ボーイング757はアメリカの旅客機。日本の航空会社はボーイング機を好むが、757については導入がなされていない。当初ボーイング社は727のストレッチ型、727-300を計画していた。5000万ドルを投入してフルサイズの金属モックアップまで作られたが 各エアラインはそのプランに否定的だった。1973年のオイルショック、1974年の世界的なインフレと不況により、エアラインはより燃費が良く経済性の高い機体を求めていたのだ。1975年には計画はキャンセルされ、新たにナローボディ双発機として開発が始まる。当時ボーイング社はセミ・ワイドボディの767も開発していたが、757はこれと並行して開発された。このため、補助動力装置やグラスコクピットなど共通部分が多い。最大239人の旅客に対応できる機体として完成した757だが、そこからの発展は少なかった。たいていジェット旅客機が成功すると、よりコンパクトな短胴型や、より多く乗せられる長胴型へと派生するのだが、小さくすると737と、大きくすると767と競合してしまうからだった。より安価な737が最大189席にまで対応するようになると、757はその存在意義を失う。こうして2004年には生産が打ち切られてしまった。
びみょーなとこだね、と思いつつ今日はTAEBO 1。自分の存在意義のほうが気になるね。
756年、唐の玄宗皇帝ら一行は長安を離れ、馬嵬に至った。この時、謙虚な将軍として知られた陳玄礼はその手勢とともに、宰相である楊国忠を殺害した。安禄山の失脚工作を繰り返し、ついには彼をして決起せしめた張本人こそ、楊国忠だったからである。さらに陳玄礼らは「賊の本」として楊貴妃殺害を主張する。玄宗の愛妾にして世界三大美女の一人とされる楊貴妃であるから、当然ながら玄宗は拒んだ。しかし彼女を殺めねば軍は動かぬ、という。ついに玄宗は折れ、彼女に自殺を命じた。安史の乱はその後も長く続く。首都長安に戻った後、玄宗は日々、楊貴妃の肖像を眺めていたとされる。
大陸の人は血の気が多いのかな、などとすっとぼけたことを考えつつ、今日はターゲットタエボーの胸&肩および腹筋。どんな美人も乱の中ではぶち切れた兵士らの要求で首くくり。まあ、世界なんて本当はそんなもんかもね。
755年、唐の将軍、安禄山は反乱を起こした。世に言う安史の乱である。安禄山はソグド人と突厥の血を引いており、200kgにもおよぶ巨漢だった。6カ国語に巧みで、交易、そして軍務で功績をしめし、玄宗皇帝と楊貴妃が重んずるところとなった。権謀術数に巧みな楊国忠と組んで、恩人でもある宰相李林甫を追い落とすが、今度は楊国忠が宰相の地位を利用して安禄山を失脚させんと工作を重ねた。安禄山は危機感から、ついに挙兵する。彼は玄宗皇帝から多くの兵を委ねられており、モラルの弛緩していた唐軍を敗走せしめた。そして挙兵よりわずか一月で洛陽を奪う。乱はその後長く続き、唐の権威を大いに失墜させる結果となった。
とまあろくすっぽ知らないことをぐだぐだ書きながら、今日はターゲットタエボーの二頭筋&三頭筋および背中。 信用するのは大切だが、信頼はほどほどにな。わし自身も。