中日新聞より。
開発費は100億-120億円で、1機当たりの製作・打ち上げ費用をM5の3分の1以下、25億円程度に抑える。
(中略)
0・5-1・3トンの小型衛星を高度250-300キロの低軌道に投入する能力を持たせ、宇宙機構が構想を進めている0・5トン級の科学衛星などが打ち上げ対象になる。
軌道への投入能力が低下するのを批判する向きもあるようだが、コンパクトで低コストなロケットを持つこと自体は良いと思う。衛星にせよロケットにせよ、やはり失敗を積み重ねなければ得られぬ技術はある。そして失敗を容認できるか否かは、つまることろ絶対額の話になる。卵は一つのかごに盛るべきではない。
H-2AとM-Vのパーツを組み合わせて新型とするようだが、いささか心配。JAXA内の派閥争いなど政治がらみでの決定ではないかと感じてしまうのは杞憂だろうか。