SdKfz304<シュプリンガー>はドイツの中装薬運搬車。名前の通り、SdKfz301重装薬運搬車より安価で、SdKfz302および303<ゴリアテ>より強力な使い捨て装軌車両として開発された。
途中までの運用はSdKfz301と同様で、近くまで操縦者が運転し、そこから無線操縦に切り替えて目標に肉薄する。その後は<ゴリアテ>同様、敵ごと自爆するという訳だ。<ゴリアテ>と違い無線だから、ケーブルを切られて立ち往生という事態は避けられただろう。
なお10.5cm無反動砲を搭載する<ワンツ>も計画されたが、実現はしなかったらしい。
デザインはシンプルで、いかにも量産性がよさそうだ。また足回りなどにはケッテンクラートを流用している。やはり敗色濃厚な時期だったゆえの選択だったのだろう。
てな訳で今日は下半身プログラム。やっぱ足回りは大切ですね、はい。