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2004-07-17

コメント

Nagisa

「粋な計らい」ってのがもっとあっても良いと思うのです。

例えば今年だっけかな?
京都五条署(だったと思う)の人が「試験会場を間違えた受験生をパトカーで正しい会場に送った」と言う事件。あたしは「粋」だと思うのです。

U.S.に関しては日本よりもっと「粋」だと思ってたのですけど、状況が状況だけに(?)少しメリハリが無いですよね…:P。

はったりでも良いから「Mr. ジェンキンス(スペル知らないし…)の『今』の考えは聞かせていただいた。事例も古く、協力を得られたのでしっぺ10回の刑を行い、これにてこの件は解決した」なんて…<ありえない?

「面目保った後で真相を聞く」って言うのもありだと思うのです。

そうもいかないのかも知れないですけど…。

それよりジェンキンスご一家を日本へ迎えるためのチャーター便の入札(?)で1円入札が二社あってくじ引きで決まったって言う…。
これだけ「報道」されれば解らないことも無いですけど:P。

とにかく、ジェンキンス氏へのお見舞いをこの場を借りて改めて申し上げたいと思います。

Hi-Low-Mix

多分大統領選挙までは治療云々で引っ張って、その後に司法取引+恩赦かなあ、と。

ばべる

国民国家の行動原理であるレゾン・デタ(国家理性)は元来冷酷なものだし、そして国民を保護する義務を国家が負っている以上、法に従い冷酷に行動する必要があります。「粋な計らい」が、法の公正と軍紀の厳正に対する国民の信頼性を失わせてしまってはどうにもなりません。戦場から逃亡しても罰せられないということになれば、もう上官の命令に従って敵の陣地に突撃し弾丸に体を晒す兵士はいなくなってしまうでしょう。

逃亡罪と反逆罪は、国民国家の成り立つところを根底から崩しかねない罪です。しかも現在は準戦時下です。
アメリカにとって、軍曹はあくまで逃亡兵かつ反逆者であり、死刑ないし無期徒刑(逃亡時の現地が「戦地」に分類されるかどうかで、軍事刑法上の解釈が異なってくるはずですが)に値するその人物を無条件で許してやる理由は、客観的に見て何もありません。

もし日本が政治亡命等の強硬措置に訴えず、この問題についてアメリカとの間で円満な解決を行うことを望むのであれば、まず、軍曹を(経緯はどうであれ結果的に)許すことが、アメリカ国家の利益につながることをアメリカに納得させる必要があるでしょう。

しかしそのために、度を越した譲歩を行って日本の国益が損なわれることがあってはなりません。それも国民国家の責任です。

ばべる

よく自衛隊の友人などと話すことがあるのですが、自衛隊と軍隊との最大の相違点は、やはり固有の軍事刑法の有無でしょうね。

軍律なしに半世紀もやっていけた有力国家があるというのは歴史的にもそれだけでひとつの驚異ですが、それが良いことだったのか悪いだったのかは、たぶんこれから徐々に分かることなのでしょう。

Nagisa

ばべる様がおっしゃること一々ご尤も。

反逆罪と戦時逃亡は厳しく見られて当然なのは承知の上で、メディアで見られるU.S.の「ちょっと柔軟性を増した?」とも捉えられる報道から、暴力的なことに弱い人間としての意見です。

「いっそ自供してくれた方が良い」と言う声さえ報じられています。
日本(国としての)が取るべきは、国交を損なうこと無く最善を尽くせる方法を積極的に導きだしてしまい、それをジェンキンス氏に提案し納得していただくことなのじゃないだろかなんて。<今回のことに限定して。

勿論、「限定も何も例外は許されない」と言う意見が上がるのは承知で。

/* あたしはこの場に不釣り合いかもしれませんけど戦争ごとに悉く反対してしまうのであしからず…*/

うーん。ここら辺であたしの頭はギブアップだったり@_@。

ばべる

>戦争ごとに悉く反対してしまうのであしからず…
わたしの持論ですが、
戦争を減らすためには(無くす、とはとても言えませんが)、「戦争」や「軍隊」に闇雲に反対したり拒否したりするのではなく、大元である「戦争を作り出す原因」や「戦争によってたやすく利益が得られる構造」を見つけ出し、知らしめ、取り除いてゆく努力が必要だと思います。

リデル=ハートの有名な言葉「平和を欲するならば、まず戦争を理解せよ」は、簡単過ぎて拡大解釈されるきらいはありますが、的をついていると考えます。

>「限定も何も例外は許されない」と
いや、管理人さんが「あいまい」とおっしゃている通り、法の抜け道は大いに使うべきだと思います。アメリカの国家の威信と法の信頼性を揺らがせない範囲内で、軍曹を許させしめる道を探すことが、これからの外交官と法律家の腕の見せどころでしょう。
前のコメントで最後に「結果的に」と書いたのは、そういう意味です。分かりにくくてすみません。

Hi-Low-Mix

ええと、横から入って言うのもなんですが…
これってblogの非線型的な特色によって新たなコミュニケーションが成立した事例ですよね。
わーい<ばか。

Nagisa

ばべるさんへ:
>戦争を減らすためには(omit...)

の下りは承知しております。
「ハックされたく無きゃクラッカーの心理/手際(?)を見抜け」
「空き巣に入られたくなければ空き巣の心理を理解した上での防御策を取るベき」
と言うのは見てきました。

「戦争」に関して云々言うのは個人的な意見であり、
・私が最も身内で親しく思っていたおじが被爆者であること
・私自身イライラ戦争時にペルシャ湾へ赴き(詳細は内緒)灯火管制を受け「下らない」と思ったこと:P
・私自身がとある国の税関(?)で自動小銃を手にした「あたしから見れば軍人」を目の当たりにしたこと
が原因でしょうか…。
個人的にインパクト強かったのです。


Hi-Low-Mixさんへ:
>ええと、横から入って言うのもなんですが…
>これってblogの非線型的な特色によって新たなコミュニケーションが成立した事例ですよね。
>わーい<ばか。

おっしゃる通りだと思います。
これが理想型だと思います。

Nagisa

補足…

あたしたち(あたしとばべるさん)は、Hi-Low-Mixさんにまんまと「釣られた」訳で、そしてそれを承知でそこが「心地よい(あたしは)」と思っているだけなので、Hi-Low-Mixさんに「話題性が無い」訳じゃないことが立証され、尚かつそこで、短期間(一月にも見た無い)間にHi-Low-Mixさんから見れば第三者たるあたしとばべるさんが意見をぶつけていると言うことは大きな糧であると思います。

本来上記は社内blogに関するストーリーにぶら下げるべきでしょうけどあたしの頭が「あうあー」な状態なのでご了承くださいませ:P。

個人的な意見を述べさせていただくと
「訳解んないことあるけど、良く読んでみると解る気がするけど解らないけど、興味ある」
ストーリーとコメントが混在しているので…:P。

脳みそってのはいろいろブランドがあるのですよね:P。

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