琉球新報より。
—知っていたらどうしたか。「答えるのがとても難しい質問だ。潜水艦の命令を出せるのは、たった1人の人間(艦長)で、彼の責任は重大かつストレスが重くのしかかっている。普通の人間であれば、戦争中であれ、無実の人々を殺そうと思う人はいない。私には何とも言い難い。もし、私が知っていたなら、(魚雷を)撃たなかったと思う」
自称平和主義者の方々が言うように、軍人たちが「血に飢えた獣」ばかりだったらどれだけ幸いだったろう。
彼らの大半はそれぞれの職務をおこなっただけでしかない。
それらの職務によって多くの人々が命を失い、傷ついている。
そんな職務を生み出しているのは、私たちが維持している「世界」である。
不幸な事態を繰り返さないためには、私たちが「世界」のあり方を考え、改善していくしかない。
軍人らを責めるのは、不適切かつ無責任というものだ。
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