FLASH24より。
その結果、02年の白人層(ヒスパニック系除く)一世帯当たりの平均純資産はバブル崩壊前の1999年比で2・6%増の8万8651ドル(約970万円)だった。これに対し、ヒスパニックは24・4%減の7932ドル(約87万円)、黒人(ヒスパニック系除く)は31・8%減の5988ドル(約66万円)。99年時点で8・2倍、9・8倍だった白人層との格差は、それぞれ11・2倍、14・8倍に広がった。
白人貧困層も少なくないそうだから、白人富裕層とヒスパニック・黒人の間での格差はさらに大きくなるのだろう。そして人種間での差が拡大しているところからは、階層が固定しつつあることがうかがえる。
グローバル化=アメリカ化だと考えるなら、日本も徐々に同じ症状を持つに至るのであろう。
戦前のドイツでは、中流層らが貧民層への転落をおそれたあげくにナチスを台頭せしめてしまったと言う。
さて、歴史は繰り返すのか?
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