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2004-11-12

コメント

ばべる

話を「事案そのもの」に限れば、1を主に2が入っているというところではないかと思われます。わたしが承知している限りでは、中国の原潜部隊はまだ海上自衛隊の対潜部隊の「本気の」ホールドダウンを受けた経験はないはずです。

艦長がどんな命令や支援の約束を受けているのか、そして現在冷静なのか焦っているのかは見当もつきませんが、昨日今日の日本の新聞を読んでいないことは確かですから(実弾で無警告の攻撃を受ける公算もなしとは言えません)、艦が東シナ海西部に入り、水深が急に浅くなって高速を発揮できなくなる前に触接を絶とうと試みている可能性があるのではないかと。

たとえ政治的な挑発や威嚇が目的であったにせよ、ステルス性を唯一最大の利点とするところの潜水艦が(しかも中国海軍においては恐らく精鋭に位置づけられているだろう原潜)が終始敵側に一方的に制圧し続けられることを前提に作戦が練られたとは考えにくいので、日本艦隊と渡り合えるという目算が彼らには(特に艦長には)あったはずです。
でなければ、原潜は挑発や威嚇の道具になり得ません。

もちろん、この骨董品の原潜が囮であって、砂利ダンプのようにけたたましい音を立てて海自の戦力を拘束している間に通常動力潜が重要な任務を遂行するというやり方も考えられないではありませんが、あまり現実的ではありません(さらに海自がそれに気づいていて、しかも公表しないという可能性も…)。

ばべる

そして「敵の作戦の目的」という見方をすれば、4が当てはまると思われます。たびたび書きますが、「中国の全ての外交政策は共産党内部の権力闘争の顕れである」という大原則に従ってみれば、現在主流たる実務派の政策をよしとしない左派(そのパトロンはもちろん江沢民)が、巻き返しを狙う反右派闘争の一環として今回の挙に出たという考えです。
ですから、中国外務省が作戦についてまったく知らされていないということも、あながちあり得ないことではないでしょう。

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