NFL Japanではここ。
スティーラーズはフィールドゴールで先制。
その直後のシリーズで、ベンガルズのワイドレシーバーであるチャド・ジョンソンは見事なダイビング・キャッチでタッチダウン。その姿は、まさに獲物を捕らえるベンガル虎のようだった。
2ndクォーターにはスティーラーズのラインバッカーのファリアーがパスをインターセプトし、タッチダウン。
だがベンガルズもワイドレシーバーのケリー・ワシントンへのパスをきれいに決めてタッチダウン。ディフェンスも頑張り、スティーラーズのクォーターバックたるベン・ロスリスバーガーに次々とサックを決める。
ベンガルズは前半をリードして終え、スティーラーズはワイドレシーバーのプラクシコ・バレスが負傷して交代。ベンガルズはこのままの勢いで押しきるかと思われたがさにあらず。
後半に入ると攻撃がまったく続かない。おまけにスティーラーズのスペシャルチームが完璧なプレイを連発するため、ほとんど自陣ゴール直前に押しとどめられてしまう。
対するスティーラーズはランニングバックのジェローム・ベティスが着実に前進。ベン・ロスリスバーガーはたびたびサックされながらも沈着にプレイをすすめる。遂にはタッチダウンパスを決めて逆転。
なんとか逆転をと必死になるベンガルズだが、その焦りを見透かしたかのようにスティーラーズがアグレッシブがディフェンス。逆にセイフティを決めて2点追加。
ベンガルズはなすすべもなく、そのまま敗退。
それにしてもロスリスバーガーはおそろしいクォーターバックだ。7度もQBサックを決められたにもかかわらず、そのプレイに恐れやとまどいはまったく見られない。豪胆とはこのことか。
ベンガルズは守備においては光るものがあったが、攻撃は今一つ。ろくにファーストダウンを獲得できず、クォーターバックのカーソン・パーマーも焦るばかりだった。
もうひとり攻撃の軸となる選手がいれば大きく違うのではないかと思うが、それは無い物ねだりか。
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