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MSN-Mainichi INTERACTIVEより。 <サンフランシスコ>はロサンゼルス級の攻撃型原子力潜水艦。 「座礁」とあるが「海面にも再浮上できる」とも記述されているから、おそらく海中での事故だろう。 高速で航行中に、海中の地形を読み誤って不意の着底とでもなったのではないか。 その際に隔壁などへ頭を打ちつけてしまった者らが負傷したのだろうか。 事故の衝撃でなんらかの火災が発生し、火傷をおったり有毒ガスを吸ってしまったというケースも考えられるな。
現時点ではたいした情報は入って来ていませんが、 事案発生はハワイ時間7日1600頃(グアム時間8日正午頃) 場所はグアム南方560km 乗員137名のうち1名重態、約20名重傷 重傷者はいずれも当直に立てない状態とのこと 船体は破壊されておらず、原子炉は無傷。
アプラからブリスベーンへたぶんソロモン海経由で航海していたと思われますから、現場はマリアナ海溝を越えた東マリアナ海盆の中ほど--カロリン諸島の北端、ガーフェルート島かナモヌイート環礁の近くではないでしょうか。
東マリアナ海盆の水深は2,000~3,000mですが、その中央部にはカロリン諸島及びカロリン海山群が壁のように東西に複雑に広がっています。 巡航時の攻撃原潜の深度はだいたい100m程度でしょうから、何らかの誤謬によってこの辺りの島や山にぶつかることは十分にあり得ます。訓練でさらに深く潜入していればなおさらでしょう。
投稿情報: ばべる | 2005-01-09 21:54
続報 グアム時間9日朝、医師1名以下の医療チームが「サン・フランシスコ」に移乗して手当てに当たるも、重態の乗員は死亡。
重傷者は23名で、骨折、裂傷、打撲、腰痛(1名)とされていますから、明らかに海底に衝突した際に生じた負傷と思われます。 これだけ多数の負傷者を出しているにもかかわらず、船体が深刻な損傷を受けていないのだとすれば、衝突警報が発せられてクルーが心構えをする暇もなく、不期に衝突が起こったものとも考えられます。
艦は巡視船「ガルヴェストン・アイランド」、輸送艦「ストッカム」に随伴され航海中。アプラ入港はグアム時間10日午後の予定。
投稿情報: ばべる | 2005-01-10 10:44
ところで、随伴しているAk-3017「ストッカム」は3隻ある増強事前集積任務指定艦(MPF(E))の1隻ですが、ディエゴ・ガルシアの第2事前集積戦隊に所属していたはず。
いつディエゴからグアムに配置変えになったのでしょうか? ディエゴの僚艦「ウィート」と交代?
ともあれ、事前集積艦が損傷した潜水艦の同行支援に当たっているということが、今回の事案の緊急性を端的に示しているのではないかと。
「ガルヴェストン・アイランド」と「ストッカム」の他に近くにいるのは給兵艦「キスカ」とのことで、艦隊の水上艦は全てで払っている模様。
投稿情報: ばべる | 2005-01-10 12:34
遅レスですが、去る10日、アプラに入港せんとする「サン・フランシスコ」の写真。 ttp://www.cpf.navy.mil/Story%20Archive/ 2005/images/ssn_771_hi.jpg
逆探レシーバ手前までの船体前部が水面下にあり、逆に後部が大きく露出し、通常の水上航走時の状態とは逆に船体が前に傾斜しています。要するに、前後にブローをかけているにもかかわらず、艦首の方はこれ以上は上がらないのでしょう。
恐らく艦首区画内に浸水があるか、前部ツリム・タンクが損傷しているものと思われます。しかし(抵抗で艦首の傷が広がるのを防ぐための)後進をかけてはいないので、損傷は耐圧殻のクラック等の重大な程度のものではないようです。
その他の部分には目に見える損傷や異状はないようです。
投稿情報: ばべる | 2005-01-20 20:08
続報: 艦首球形ソーナがぐしゃぐしゃになっているらしいとのこと。 トマホークVLSと発射管は無傷。
投稿情報: ばべる | 2005-01-21 20:59
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現時点ではたいした情報は入って来ていませんが、
事案発生はハワイ時間7日1600頃(グアム時間8日正午頃)
場所はグアム南方560km
乗員137名のうち1名重態、約20名重傷
重傷者はいずれも当直に立てない状態とのこと
船体は破壊されておらず、原子炉は無傷。
アプラからブリスベーンへたぶんソロモン海経由で航海していたと思われますから、現場はマリアナ海溝を越えた東マリアナ海盆の中ほど--カロリン諸島の北端、ガーフェルート島かナモヌイート環礁の近くではないでしょうか。
東マリアナ海盆の水深は2,000~3,000mですが、その中央部にはカロリン諸島及びカロリン海山群が壁のように東西に複雑に広がっています。
巡航時の攻撃原潜の深度はだいたい100m程度でしょうから、何らかの誤謬によってこの辺りの島や山にぶつかることは十分にあり得ます。訓練でさらに深く潜入していればなおさらでしょう。
投稿情報: ばべる | 2005-01-09 21:54
続報
グアム時間9日朝、医師1名以下の医療チームが「サン・フランシスコ」に移乗して手当てに当たるも、重態の乗員は死亡。
重傷者は23名で、骨折、裂傷、打撲、腰痛(1名)とされていますから、明らかに海底に衝突した際に生じた負傷と思われます。
これだけ多数の負傷者を出しているにもかかわらず、船体が深刻な損傷を受けていないのだとすれば、衝突警報が発せられてクルーが心構えをする暇もなく、不期に衝突が起こったものとも考えられます。
艦は巡視船「ガルヴェストン・アイランド」、輸送艦「ストッカム」に随伴され航海中。アプラ入港はグアム時間10日午後の予定。
投稿情報: ばべる | 2005-01-10 10:44
ところで、随伴しているAk-3017「ストッカム」は3隻ある増強事前集積任務指定艦(MPF(E))の1隻ですが、ディエゴ・ガルシアの第2事前集積戦隊に所属していたはず。
いつディエゴからグアムに配置変えになったのでしょうか?
ディエゴの僚艦「ウィート」と交代?
ともあれ、事前集積艦が損傷した潜水艦の同行支援に当たっているということが、今回の事案の緊急性を端的に示しているのではないかと。
「ガルヴェストン・アイランド」と「ストッカム」の他に近くにいるのは給兵艦「キスカ」とのことで、艦隊の水上艦は全てで払っている模様。
投稿情報: ばべる | 2005-01-10 12:34
遅レスですが、去る10日、アプラに入港せんとする「サン・フランシスコ」の写真。
ttp://www.cpf.navy.mil/Story%20Archive/
2005/images/ssn_771_hi.jpg
逆探レシーバ手前までの船体前部が水面下にあり、逆に後部が大きく露出し、通常の水上航走時の状態とは逆に船体が前に傾斜しています。要するに、前後にブローをかけているにもかかわらず、艦首の方はこれ以上は上がらないのでしょう。
恐らく艦首区画内に浸水があるか、前部ツリム・タンクが損傷しているものと思われます。しかし(抵抗で艦首の傷が広がるのを防ぐための)後進をかけてはいないので、損傷は耐圧殻のクラック等の重大な程度のものではないようです。
その他の部分には目に見える損傷や異状はないようです。
投稿情報: ばべる | 2005-01-20 20:08
続報:
艦首球形ソーナがぐしゃぐしゃになっているらしいとのこと。
トマホークVLSと発射管は無傷。
投稿情報: ばべる | 2005-01-21 20:59