中日新聞より。
ソフト開発は最終的な微調整を残すだけ。完成すればウェブ上に置き、誰でも無料でダウンロードできるようにする予定で、全国普及も視野に入れている。
ということはWindows用アプリなのだろうか?
専用のLinuxディストリビューションとも考えられるが、インストールの手間を考えるとそのような配布方法では難しすぎよう。
Windows上で動くのならば、IEやOutlook Expressあたりと連携するのか? まさかWebブラウザとメーラを1から実装しているとは思えないし。
うーん、そうするとセキュリティが猛烈に心配だなあ。
意欲的な目標を掲げる公共プロジェクトの割に、露出している情報が余りにも乏しくて掴みどころがないのですが、中京大公式サイトの「開発状況」というメモランダムにかろうじて幾つかのヒントが…
ttp://esprit.om.sccs.chukyo-u.ac.jp/pukiwiki/
これによれば、
●プロジェクトの第一の目標は操作性と利便性の高いUIの構築
●OSはWindows9x系と、恐らくNT系
●ネット機能はブラウザに統合される
●メーラ・コンポーネントは独自開発
●Pntium133MHzのWin95上で作動するところから、IE6コンポーネントは用いていないと思われる。恐らくブラウザのコンポーネントも独自開発。
●スケジュール
2004年4月プロジェクト発足
9月取説アップ
10月ベータ(?)アップ
12月ベータプレゼン
というわけで、ブラウザとメーラのコンポーネントを含む独自シェル環境をWindows9x/NTにインストールするという方式のようです。ファイアウォール等のセキュリティ・コンポーネントが実装されているのかどうかは不明。
Windows本体のセキュリティに関するサポートについては不明。WindowsUpdateの簡単かつ確実な実施プロセスや、古い九伍姐さんに対するサポートも準備しておくべきだと思うのですが。
投稿情報: ばべる | 2005-01-12 02:10
Webからのダウンロードやメール添付書類をいっさいサポートしない、というセキュリティ方針をちょっと想像。
さすがにそれでは使い物にならないか?
投稿情報: Hi-Low-Mix | 2005-01-16 13:55