私より、会社を愛している者はいない。
社長よりも誰よりも、私は会社を愛し、会社をより良く、より強くしたいと願っている。
「より良く、より強く」するために必要なのはより良い「意志決定」と「行動」である。
強力なサーバも、強力なシステムも、それらと比べればはるかに重要度は低い。
そしてそれらのために現時点で最も有効なソリューションは、おそらく社内ブログである。
だが、私はそれを皆に理解させることができない。
むしろ、私が唱えれば唱えるほど人々は眉に唾する結果となる。
それは、私の人徳があまりにも低く、コミュニケーション能力に欠け、マイナスの実績しか記憶されていないからである。
そしてそれらの欠点は決定的であり、永続的である(アスペルガーだからね)。
「良い実績などこれから積めば良いではないか」とのお考えもあろう。
しかしながら、それを積むための権限すら今の私にはない。
被害妄想だと思われるだろうが、私は事実だと認識している。
では、どうすべきか。
自らの成功も評価も度外視し、背中で「進むべき道」を示すしかない。
「干され組」と揶揄されようが、若者らにせせら笑いを受けようが、一つづつ「為すべきこと」「できること」を為すしかない。
いつか誰かが、それらの大切さに気付くかもしれない。
いつか誰かが、よりよい「意志決定」と「行動」こそが欠けているのだと気付くかもしれない。
仮にそうなっても、それは決して私の功績とは見なされまい。
しかしそれでも、私はそうするしかないのだ。
つらく苦しかろうが、それだけが私に許された「愛社精神」の示し方なのだ。
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