UAVプレデター、アルカイダ幹部への攻撃に成功

CNN.co.jpより。

米国がアフガニスタン周辺で実行している国際テロ組織アルカイダの掃討作戦で、米中央情報局（ＣＩＡ）の無人偵察・攻撃機「プレデター」が５月初旬、パキ スタン内でアルカイダ幹部の潜伏を発見し、ミサイル攻撃で殺害したことが１３日分かった。複数の米政府筋が明らかにした。

UAV運用における権限の委譲は、順調に進んでいるようだ。
おそらくUAVの実績が「下級指揮官に任せても問題ない」と判断されるレベルまで蓄積されたのだろう。

Comments

[投稿情報: ばべる]

ミサイルはヘルファイアですね。

プレデターはコソボ戦争末期から積極的に戦術（暗殺）用途に使われるようになり（UAV先進国のイスラエルルに倣って）、何故か日本ではほとんど報道されていませんが、アフガンでは日常的に（既に100回近く）この種の攻撃が行われています。

駆逐艦「コール」へのテロ容疑者たちを、2002年にイエメンで殺害したのもCIAのプレデターだと言われています。

UAVではありませんが、特定の個人殺害のための精密兵器の使用例として知られているのが、1996年のチェチェン初代大統領ドゥダエフの暗殺です。彼は衛星電話の電波から位置を掴まれ、ロシア軍のミサイルで攻撃されたと伝えられています。

[投稿情報: Hi-Low-Mix]

つまり、今回報道されたのは攻撃対象のレベルが高かったからということですね。
ご指導ありがとうございます。