気になるのは、Intel Macが発売されるまでの買い控え。
最短でも半年、長ければ1年半もの間ハードの売上が落ち込むと予想される。
スラドでも指摘されていたが、iPodやiTunesでの収益が見込める今こそ切替のチャンスということだろうか。
以前と違ってアプリケーションソフトの寡占化が進んでいる今日、CPUの変化によってユーザが受け入れねばならない費用負担は案外少ないと思われる。
それにしても、Intel製CPUを搭載したMacとDOS/V機の間にはどの程度の違いがあるのだろう?
いっそIntelと協力し、DOS/V向けチップセットの上位互換としてMac用チップセットを規定したらどうか。
そうすればMac上ではWindowsやLinuxも利用できるが、一般的なDOS/V機ではMac OS Xを利用できないということになる。
しかし同時に、ビデオカードやメモリまわりなどでDOS/V機と歩調をあわせることが可能だ。
可能ならいい手だと思うが、ジョブズがIntelと協調できるとは考えにくいなあ。
開いてゆく一方のIntel/AMDトップとPowerPCとのポテンシャルの差から、いつかはこの日が来ると思っていましたが、なるほど、時期としては林檎社が「Macも売ってるipodのメーカー」と化している今がベストということなのですねえ。
IBMが、いよいよハード企業からソリューション企業への脱皮を終えようとしていることに一抹の寂しさを覚えるこの頃。まあ、老舗の旧弊を打破して脱皮に成功したからこそ、IBMは生き残ったのですけれども。
投稿情報: ばべる | 2005-06-08 19:55