Sankei Webより。
同紙によると、装備の欠陥は昨年10月に発覚したが、米軍上層部は「不正確な報告」しか受け取っておらず、北朝鮮が核保有宣言した今年2月ごろまで、装備が十分に使用可能な状態にあると信じていた。GAOの報告書は「もし敵対行為が起きていれば、これらの装備を使った反撃開始は数日間遅れていただろう」と指摘しているという。
アフガニスタン、イラクと遠征作戦に注力した結果、在韓部隊の優先順位が下がったのだろうか。監査のレベルも落ち、問題発覚が遅れたのではないかと想像する。
それにしても、アメリカはたしか大規模紛争×1と地域紛争×1へ同時に対応できる能力を備えることとなっていたはずだ。この話を聞く限り、額面どおりではなかったということになるのだろうか。