メッセージ。「ちかごろのわたくし」より。
あらためて思うのですが、ぼくがここに文章を置くのは、単にこの世界が好きだからです。
ここに言葉を置けば、好きな人が読んでくれる。だからここに言葉を置きたい。
こんな風に言えるってのはすごいなー。こういうところでコメントとか書いちゃうと相手先が汚れそうなのでトラックバックにて対処。
私が駄文を書き散らすのは、自分と自分の知る世界が大嫌いだから。
この世に好きなものだってそりゃある。しかし「私が好き」なものなんてちっとも信じられない。私の感覚は歪んでおり、私の知識は底が浅く、私の感性は狭量だ。そんなやつの「好き」なんて信じられものか。
私が感ずるところを書けば「愚か者の事例」として誰かにとっての「他山の石」となるかもしれない。また、私の不足を誰かが指摘してくれるかもしれない(これまでにも何度かあった)。
それらはいずれ「私にとっての世界」に変化を及ぼすかもしれない。ごくわずかな可能性だけど、ゼロではないと思う。私の知る限り、どんな幸運も手を伸ばさぬ者には与えられない。もっとも、幸運に触れても掴めぬ可能性ははなはだ高いのだが。