読書端末については、これまでいろいろなところが取り組んできたがすべてコケまくった。にもかかわらず、またしても松下・角川・TBSがワーズギアを立ち上げて挑もうとしている。彼らにいったいどんな勝算があるのかはまったく不明。たぶん、こいつもきれいにコケることだろう。
さて、他人の行為を批判しているだけというのもなんなので、ちょっとした思いつきをメモ。
- しおり操作機能を拡張して、選択肢機能を付与する。主な用途は占いやゲームブックとなるだろう。画像や動画などとうまく組み合わせられれば、アドベンチャーゲーム端末とできるかもしれない。
それらのコンテンツ開発(むしろ既存コンテンツからのコンバート?)が容易であれば、利用できるコンテンツを増やせるだろう。 - HTMLからコンバートするためのツールを用意する。
いまどきHTMLならどこでも簡単に作れる。電子マニュアルとしての利用を促してもいいだろう。
コンバートは可能ならサーバ側で処理するのが望ましい。またその場合は、コンバート後にワンクリックでそのコンテンツをサーバ上で公開できるようにしたい。先に述べたマニュアルはまずかろうが、同人コンテンツを容易に公開できたらおもしろかろう。
まあ、今のところ出版社などコンテンツホルダーの意向が第一みたいなので、およそ意味のない提案ではあるが。
書籍のドキュメントと、ブラウザ上のドキュメントとはまるで違う媒体であるという認識から始めない限り、ダメですねえ。
例えば比較的短い段落ごとに行空けとか、そういう作文技術からして違っているわけで。
逆に考えるんだ。
「紙とまったく同じ見た目のハイテクディスプレイを使えばいい」
と考えるんだ。
というアプローチはありますが(w
こっちの方が実現早いかも。
投稿情報: ばべる | 2006-10-08 14:54