SK105はオーストリア生まれの軽戦車。試作第1号の完成は1967年だ。なお、オーストリア本国では駆逐戦車(戦車駆逐車)とされている。
搭載している揺動砲塔JT1は、フランスのFL-12をベースとしたもの。軽戦車AMX-13が採用したものだ。フロントエンジンのAMX-13と異なり、SK105は一般的な戦車と同様にエンジンをリアへ搭載している。
揺動砲塔は、第二次大戦後にちょっと流行した。半自動装填装置と組み合わせやすく、速射性に優れていたのが注目されたのだろう。その意味では、「駆逐戦車」に適した装備だ。
どういう訳かSK105は、それなりに輸出でも成功している。理解しづらいのだが、ブラジルやボツワナはなんと2000年に発注している。
たしかに
- 20tにも満たない軽量
- 走破性に優れた無限軌道
- 主力戦車と比肩し得る火力
- 西側の兵器システムとの整合性
を併せ持つAFVは珍しい。
誕生当時はともかく、今日における価値は「欲しがる国があり」かつ「他に選択肢がない」点に集約されるだろう。優れたAFVとは言い難いが、良い商品ではある。
ブートキャンプは昨今やたらと人気だが、しょせんは流行もの、いずれは廃れるだろう。
だができれば、私はこれからも長く続けていきたい。一人で少しずつ続けられ、かつ身体を鍛えてくれるソリューションを私は他に知らないからだ。
というわけで、今日も基本プログラムをビリーバンド付きで実施。
まあ、メタボなおっちゃんがビリーを続けているってのはSK105なみに希少かもしれないなー。
最近のベスト軽戦車はスティングレイでしょうか。
ちゃんと内訳を調べてみたわけではありませんが、たぶん電子器材に主力戦車並みのお金がかかってしまうのが、昔と今の軽戦車の違いでしょうね。
で、「値段が高いわりに装甲が薄い」と言われてしまうことに…
投稿情報: ばべる | 2007-05-29 08:49
>ベスト軽戦車
商品としては、TAMあたりも良いと思います。
おっしゃるとおり、昨今は軽戦車の位置づけそのものが苦しいので、優劣を云々すべきではないのかもしれませんが。
投稿情報: Hi-Low-Mix | 2007-05-31 17:52