むはー。ばべる先生のご推察通りチハの話をしようと思っていたら、今号の「歴史群像」で思いっきり記述あり。いつもたいしたことは書いていないから別にかぶったっていいんだけど、ひねくれ者としてそれはできん!
という訳で、日本陸軍の97式司令部偵察機。この機はいわゆる戦略偵察を目的に開発されている。つまり今日のRQ-4AグローバルホークやSR-71、U-2の先駆けだ。
開発が始まった1935年当時、まだ戦略偵察の概念は定まっていなかったとされる。しかし、ドゥーエの戦略爆撃論があらわれたの1921年。「戦略爆撃を実施するには戦略偵察が必須」という考えがどこにも生じなかったとは考えにくい。諸外国は「爆撃機かその派生型で対処すればいい」とでも考え炊いたのではないかと妄想。
なんにせよ97式司令部偵察機は卓越したスピードと長大な航続距離を誇り、なにかと反目しあう海軍ですら、98式陸上偵察機として導入するまでになった。その能力は日中戦争において大いに発揮され、戦略偵察がもたらす情報は空陸の作戦において重要な役割を果たしたという。
さて軍ヲタなら誰でもご存じだろうが、この機は「神風号」の名で朝日新聞社に貸与され、東京・ロンドン間の都市連絡飛行記録を樹立している。
なにかと言えば戦前の体制を「軍部指導」だの「軍が国民を戦争に巻き込んだ」だのと書く朝日新聞が、「神風号」の一件について自己批判をおこなったとは一度も聞いたことがない。
別に改めるなら改めるでいいと思うが、それならそれで自分の過去についても批判しろよな。
っつー訳で運動不足から生じたさまざまな諸問題を自己批判すべく、今日も基本プログラムをビリーバンド付きで実施。いやその、「そんな問題よりももっと大きな問題がいっぱいあった(ある)だろ」というツッコミはちょっとご遠慮いたしたく。
(-@∀@)<だが、心配のしすぎではないか
100は百式機関短銃と予想。
投稿情報: ばべる | 2007-05-13 17:27