キ119は帝国陸軍が計画した戦闘爆撃機。ハ104(1900馬力)を搭載した単発単座機である。
ハ104は火星系のシリンダを用いており、2000馬力級エンジンの中では唯一安定した能力を発揮できた発動機と評されている。
開発と生産を急ぐため基本的にはキ100(五式戦闘機)を大型化した設計とし、キ67やキ102からも一部流用された。800kg爆弾による急降下爆撃が可能で、20mm機銃×2を装備する予定だった。
残念ながら設計半ばで終戦となり、試作機すら製造されぬまま終わっている。
まったくの推測だが、内田氏の小説「紅蓮の翼」に出てくる戦闘爆撃機<爆風>のモデルではないかと思われる。
終戦間際に無駄なあがきを、とも言える。だが、特攻のごとく非理性的な戦術以外も諦めることなく模索し続けたという点では、肯定してもいいのではないか。
という訳で、休みがちだったがまだまだ諦めずにあがくっつーことで基本プログラム(ビリーバンド使用)。
終戦という強制終了はないぶん、こっちはまだ有利だね。
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