SdKfz124ヴェスペはドイツの自走砲。
2号戦車を若干延長し、エンジンを操縦手席直後に移した車体に、105mm軽榴弾砲を搭載した。榴弾砲を収める後部戦闘室はオープントップで、その形状は後のフンメルなどに通じるものだった。
1号戦車では重歩兵砲程度しか搭載できず、かといって3号や4号はまだまだ主力戦車として生産が求められていたからであろうか、陸軍はヴェスペを非常な成功作と評価した。1943年2月には、2号戦車車台のすべてをヴェスペの生産に割り当てるよう命令されるほどだった。
ヴェスペはクルスク戦以降終戦に至るまで、東西両戦線で第1線装備として活躍した。
105mm榴弾砲の自走化は戦後も西側諸国で70年代まで続いたことから見ても、大戦中の有用性は極めて高かったろう。戦車や駆逐戦車などと比べれば印象の地味な自走榴弾砲だが、その機動性を帯びた制圧力なくしてはドイツ軍もあれほどまでには戦えなかったに違いない。
東京じゃイベントでみんな派手なトレーニングをしているんだろうが、ワシも地味に続けなきゃなー、と思いつつ応用プログラム(ビリーバンド装着)。
テレビとかじゃそろそろビリーズブートキャンプを「最初っからムキムキの人だけができるトレーニング」などと否定する声が聞かれるようになってきた。だが、私はその考えに同意しない。ピザデブな私が124回続けてきたという事実だけが論拠だが、それ以上になにが必要か。ヴェスペが終戦に至るまで活躍したことをもって自走砲の有用性を示せるのと同様ではないか。
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