DD-162<てるづき>は海上自衛隊<あきづき>型の2番艦。<あきづき>型とともに、アメリカの予算で日本が設計・建造した艦である。
127mm単装砲×3、76mm連装砲×2、533mm4連装魚雷発射管、Mk108対潜ロケット発射機、その他対潜兵器をずらりと揃えた重武装はいかにも勇ましい。だが、あまりにも満遍なく揃えられていて(まだミサイルは一般的ではない時代だった)どう使うつもりかいまいちはっきりしない。旗艦機能も有しているので、決して全体に余裕はなかったはずだ。
なんというか、貧乏性の人間はお大臣から金をもらっても貧乏くさい買い物をするものだと感じてしまう。…だが、そこがかっちょいいんだよなー。
なお、93年の除籍後は対艦ミサイルの標的となって沈んだようだが、詳細は確認できなかった。
まー、ダイエットぐらい貧乏くさいやり方はしないですませたいなー、ってな訳で今日は最終プログラム(ビリーバンド使用)。多少の余裕をもって毎日続けるほうがいいよな。
予算や人員に余裕のない国、または海軍の伝統のない国は、どうしても正面装備をあれもこれもと欲張って詰め込んだ艦を作りたがる傾向にありますね。
その昔の三景艦などは苦肉の策とも言えますが。
一方、ソ連では低稼働率を数で補おうとした。
投稿情報: ばべる | 2007-08-28 11:46