CM.170フーガ<マジステール>はフランスが開発したジェット練習機。いかにもフランスらしい、スマートかつ斬新なスタイルが印象的だ。
タンデム配置のコクピットや、機体両脇に1基ずつ搭載したジェットエンジンは、練習機としてはオーソドックスな配置と言える。特徴づけているのは、端に流線型のタンクをつけたほっそりとした直線翼、そしてV字尾翼だ。
私の知る限り、主力戦闘機・攻撃機でV字型尾翼を選択した事例はない。にもかかわらず練習機にこれを導入したフランス技術陣の思いはなんだったのだろうか? あるいは、練習機で実績を積んだ上で、主力機でも採用を図るつもりだったのだろうか?
主力機で無尾翼デルタを選択するなどアバンギャルドな取り組みが目立つフランスだから、そういったこともあったのかもしれない。
わしの場合、アバンギャルドなのは腹の脂肪よのう、などと思いつつ今日は最終プログラム(ビリーバンド使用)。なんとか<マジステール>のようにほっそりとスマートな身体を目指したいのだが。
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