SdKfz171は第二次大戦中のドイツ軍5号戦車。言わずと知れた<パンター>戦車だ。
いわゆる「T-34ショック」後、本格的にソ連戦車に対抗できる主力戦車として生み出されている。あのクルスクの戦いでは、この<パンター>を投入するためにわざわざ時期をずらしている。
たしかに火力・機動力・装甲のいずれにおいても高いレベルにあり、第二次大戦中のあらゆる戦車と比較してもひけをとらぬ総合力を持つ。第二次大戦中最良の戦車と評価する人も少なくない。
だが、特に初期においては機械的信頼性が不足し、最後まで足回りや減速機の整備性には問題が残り続けた。ドイツ整備兵の絶え間ない努力によってそれは補われていたが、解決していたとは言いがたい。それは、終戦直前まで4号戦車の生産が続いていた点からも補強されよう。
素人が後知恵で言うなら、<パンター>に過大な期待を抱いてクルスク戦を遅らせたのは愚策だったのではないか。
だがまあ、およそ決断というのはそういうものだろう。後から見れば「愚策」でも、その時には最良の判断だったというのが大半なはずだ。私も先週は体調不良などからトレーニングをセーブしたりしていたが、そのためもあってか今日の応用プログラム(ビリーバンド使用)は極めて苦しかった。これで果たして24日のイベントで醜態をさらさぬよう鍛え上げることができるのか?
パンターよろしく戦う前から火を噴いたりせぬようにしたいが…。
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