ユンカースJumo210はドイツの航空機用エンジン。倒立V型12気筒だった。メッサーシュミットBf109のB型からD型に搭載されたことで名高い。
このうち、B型に搭載されたJumo210Dは680馬力だった。プロペラも2翔で、最大速度も465km/hにとどまっている。
だが主力戦闘機の地位に長くとどまったBf109はE型で1100馬力、F-3型で1300馬力、G型では1475馬力にまで達した。最終的にはG-10型で1800馬力(2.5倍以上!)に至り、最大速度も690km/hにまであがっている。機体の基本に変化のないまま、これほどに出力アップした戦闘機はまれだろう。
こういった出力強化の面では、やはり液冷エンジンのほうが空冷エンジンより有利なように思える。空冷よりも液冷のほうが、エンジンサイズの大小を吸収しやすいのだろうか。
航空機におけるエンジンの重要性をさんざんわめいておきながら、その程度のことも推測しかできないのはカッコワルイな、などと思いつつ今日は最終プログラム(ビリーバンド使用)。
Bf109なみのパワーアップは…ちょっと無理だろうなあ。
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