第325戦闘航空団はアメリカ空軍航空教育訓練集団第19空軍に属する。機種転換訓練を主な役割としている。
第325戦闘航空団には4個飛行隊が属しているが、そのうち最も注目を集めているのは第43飛行隊だろう。世界最強を謳われる戦闘機F-22<ラプター>を擁する数少ない部隊の一つだからだ。
F-22は極めて高い能力を有しており、ことに制空戦においては他の追随を許さないとされている。
航空自衛隊は次期戦闘機F-Xに同機を希望しているが、あまりに高度な技術の結晶であるがゆえに、アメリカは輸出を禁じている。一説には「輸出禁止には中国ロビーの暗躍があった」ともされる。事実であれ単なる流言であれ、このような言葉がささやかれること自体、F-22が圧倒的な戦闘力を有するがゆえなのだろう。
ただ、アメリカにとって日本列島・台湾を維持し続けることははなはだ重要であり、その放棄につながるような選択はまずあるまい。もっとも、(アメリカから見れば)小規模な国境紛争の場合は知らぬ顔をされることもあるだろう。
空自としては、独力で諸外国を排除できる力として、F-22を切望しているに違いない。
そんなことを考えつつ、今朝は腹筋プログラム。
結局のところ、腹筋だろうが島嶼防衛だろうが他人の力を頼りにはできないんだよね。
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