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| ビリーズブートキャンプ308回目 »
- 水上艦で原子力機関を搭載しているのはいまや正規空母のみ(過去には巡洋艦とかもあったけど)
- 運用に手間のかかる蒸気タービンを主機とする艦艇は減る一方
- その一方で増えているのがガスタービン
- エンジンはコンパクトだし加速もいいからサイコー!
- 減速機がでかくて重いのがネックだったけど、最近は統合電気推進が流行だからそこは解決
- でも、吸排気口が大きくてエンジン直上に必要なのはどうしようもない
- 結果、CVFでは右舷スポンソンにガスタービンを搭載することに
- だが、そもそも空母は両舷に張り出しているため、復元性が悪い
- 蒸気タービンや原子力なら、艦底付近に重たい機関があったのでカバーできていたのだが…
- このため、CVFではバラストを積んだり、ご立派な動揺制御装置を搭載するらしい
- なんか無駄じゃね?
- いっそディーゼルにしたらどうなんだろ?
- ディーゼルなら吸排気の取り回しはガスタービンよりずっと楽だから、艦底付近に重いエンジンを置いて、煙突を右舷の端っこに押し込むのだって可能
- これなら飛行甲板や格納庫をクリアにしたまま、重心を下げる=復元性をよくすることができる
- 最近はディーゼルで高速ってのはあまりないけど、昔はポケット戦艦だっていたし
- 水中騒音がちょっと気になるが、潜水艦だってディーゼルだから、なんとかなるんじゃないかなあ…たぶん(気弱)
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潜水艦が戦場でディーゼルを回したら、一発で見つかってしまいますですよ…
投稿情報: ばべる | 2008-06-01 23:11
空母はジェット航空機を運用する故に平時においてもオクタン価の高い航空用燃料を大量に消費します。戦時においてはそれはもうすざまじいの一言です。航空用燃料に加えてディーゼル用の燃料も追加して空母まで搬送せよということになるとごっちゃに混ぜてて持っていくわけにもいかんから補給に2倍の手間がいるわけで、補給担当から待ったがかかるんじゃないでしょうか?
投稿情報: まつもと | 2008-06-02 03:16
>戦場でディーゼル
水上艦の場合、自らが放つ騒音はどれぐらい問題となるんでしょうね。CODOGやCODAGの水上艦はそれなりにあるようですが。
もちろん、静かなほうがいいには決まっているのですが。
>補給
海自のDDHだって艦は蒸気タービン、ヘリはターボシャフトだから、燃料は2種類ですよね。
フランスの次期空母PA2もスチームカタパルト用の蒸気タービンを搭載予定とか。
燃料はたしかに一種類にしぼれたほうがいいですけど「絶対不可」という訳ではないのでは。
投稿情報: Hi-Low-Mix | 2008-06-08 19:34