アミオ370はフランスの速度記録機。パリとニューヨーク間の航空レース用の競技機として開発されたとの情報もある。
爆撃機アミオ350シリーズ(350〜357)の原型となった長距離郵便機、アミオ341がベースとなっていた。2名分の操縦席は、滑らかなガラス張りの温室を思わせる機首に埋め込まれている。エンジンは860馬力の12Yjrs/krs双発で、1937年7月25日に初飛行した。翌年の2月にはペイロード状態での速度記録を樹立している。これを皮切りに、合計11もの世界記録をたたき出している。
フランスがドイツに破れた後はヴィシー政権下のエール・フランスにて郵便機として活躍している。
郵便機として同時期に354と356も利用されているが、これら3機種はいずれも1機ずつだったようだ。いくらベースが同じとはいえ、管理運用は大変だったろう。
などと思いつつ今日は最終プログラム。このところ体調不良が続いている。こっちの運用も清朝にやらないとな。
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