コードロンC445<ゴエラン>(かもめ)はフランスの双発軽輸送機。原型となったC440は1934年に完成した。
構造は木製で、合板および羽布張りと保守的な作りとなっている。胴体断面は四角に近く、主翼は低翼配置だ。飛行性能はともかく、機体規模の割には実用的だったのではないかと思われる。
そのためであろうか、ドイツとの戦いに敗れた後もビシー政権向けに、あるいはドイツ向けに生産が続けられている。連絡機としての他、多発機搭乗員の訓練にも用いられた。また、ルフトハンザやスロバキア空軍でも採用されている。
第二次大戦が終結した後もC445およびその派生型の生産は続き、1960年代まで利用されたという。
地味でとりたてて取り柄のない機ではあるが、これほどに運用実績を積むことができたというのはやはり名機に違いない。
などと思いながら、今日は最終プログラム。
はてさて自分は運用実績を積めるのかどうか。
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