モラン・ソルニエMS450はフランスの試作戦闘機。
1937年にフランス航空省はMS406の後継機の要求仕様を提示し、モラン・ソルニエは同機の発展型でそれに応えた。翼は木とアルミニウムの合板に、胴体はジュラルミンの応力外皮構造に、そしてエンジンは1100hpのイスパノスイザ12Y51へと改められた。また、キャノピーは枠が少なくて視界の良いものとされた。古くさい水平尾翼の支柱も廃止されている。
武装は、プロペラ軸に20mm砲、主翼に7.5mm機銃4門(原型では2門)となる予定だった。
原型3機が完成したものの、空軍はドボアチンD520を採用した。
MS450はMS406系列のうち、実際にフランスが完成させたものとしては最後となった。ある意味MS406の可能性を示した機体であったろうし、同時に限界を体現した機体でもあったろう。
どこが限界かなんてのはなかなかわからないものだよな、などと思いつつ今日はエリートのミッション3。
できることをこつこつやって、信頼を得られるといいなあ。
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