E-767の504号機は、航空自衛隊が有する最新のAWACS(早期警戒管制機)。空自は501から504の4機を有しているが、E-767は全世界でこの4機のみだ。
早期警戒管制機として実運用状態にあるのはアメリカ製のE-3<セントリー>とE-767、ロシアのA-50、そして中国のKJ-2000のみと目される。AEWやAEW&Cなど類する機体はもっとあるが、より高度で価格も高いAWACSとなると、さすがに開発・運用はかなり限定される。
素人目にはAEWなどとAWACSの差がどれほどのものかは想像しにくい。だが、古来指揮統制が多くの戦いで勝敗の分かれ目だったことを考えると、それらの差が大きな意義を持つのだろう、とは推測される。
てな訳で(なにがだ)今日はTAEBO T3 イグニション。T3はエクササイズ時にどこをどう意識し、どんな角度で動かすべきかきめ細かく教えてくれる。ただがむしゃらに動くのとはずいぶん違うように思える。
運動一つでもそれなのだから、音速で飛び交う戦闘機の群れにとって、指揮統制のちょっとしたレベルの差は、やはり決定的な要素となるのだろうなあ。
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