U-511はドイツのIXC型潜水艦の一隻。1941年12月に竣工し、翌1942年8月より4回の通商破壊任務についた。このさい、5隻を撃沈、1隻を損傷せしめている。
1943年5月、U-511は日本へと向かう。IXC型は大戦初期に通商破壊戦で活躍しており、ドイツとしては日本にも同様の通商破壊で連合軍を掣肘して欲しかったらしい。
同年8月には呉に入港、翌月には帝国海軍に売却されロ-500と改名している。
海軍は同艦を調査し、ブロック工法や電気溶接などの技術面で参考とした。その後は訓練任務にあたり、前線にでることはなかった。敗戦時は舞鶴にあったらしい。
そして1946年、若狭湾にて自沈処分によってその生涯を終えている。
なおロ-500乗員の中からは、後に海上自衛隊最初の潜水艦<くろしお>(SS-501)の艦長もあらわれている。
などと知ったようなことをこきながら、今日はTAEBO AMPED 入門編。
ドイツからはるばる極東の島国まで来るというさだめもあるのだから、海の向こうの人から教えを受けて体を鍛えるというのもまたなんらかのさだめなのかもしれない。
ささやかであっても、そのさだめがなんらかの結実へとつながるよう努めよう。
モ…モンスーン戦隊…
投稿情報: ばべる | 2009-05-17 20:45