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2009-08-09

コメント

青木伸也

この機体の翼は,胴体の上下にピボットを介して接続されており,翼の前進角/後退角が可変できるのだと思います.可変X翼自体は昔からあるアイディアですが,胴体の上下に翼を振り分けたところが新機軸なのでしょう.
問題は可変翼にした理由ですが,広い速度域に対応させるためというよりも,非常にコンパクトな棒状にまで翼を格納するのが目的のように思えます.翼端部も折り畳めるように見えます.多数を母機に搭載し,空中発射するような用途なのでしょうか.

Hi-Low-Mix

なるほど。
二つの主翼がそれぞれ非対称なブーメラン型をしていますから、飛行中に取り付け角度を変えてもメリットはなさそうですね。垂直尾翼も主翼端についていますから、そっちも角度を変えるようにしないといけませんし。
棒状にコンパクト化するというと、たぶんV-22の格納スタイルみたいになるのでしょうね。しかしその場合、上「下」に主翼があるから、脚がどうなるのか。
アメリカ海軍研究所でのテストということですから、ひょっとしたら艦艇のVSLから発射することを考えているのかもしれません。
あるいは、航空機のパイロンに90度ひっくり返った状態で搭載するのかも。
いずれにしても、滑走させて回収は難しそうですね。
海軍の場合パラシュートでの回収はなさそうですから、回収ネットに突っ込ませる? あるいは、使い捨ての簡易UAVとか。
燃料電池のプロペラ推進ですから、巡航ミサイルとして使うということもないでしょうし。

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