米ホワイトハウスは11日夜、オバマ大統領が一部の中国製タイヤに対し最大35%の高関税をかける緊急輸入制限措置(セーフガード)を発動する、との声明を発表した。
[From CNN.co.jp:米国、中国製タイヤに緊急輸入制限措置を発動 米業界に被害と]
(中略)
ホワイトハウスは声明で、「大統領は、事実と法律に基づき、米タイヤ産業が崩壊の危機にある状況を正すことを決めた」と述べた。
- 中国製品によるトラブルはアメリカでも日本以上にあったと記憶しているが、そんな緊急措置を施さねばならぬほど中国製タイヤが売れているのはなぜなんだろう。食料品や衣料品と違って、事故と直結しかねないアイテムなのに。
多くの消費者が安物を買わざるを得ない状況なのか、それとも中国製タイヤに一定の信頼性があるのか。 - 「産業が崩壊の危機」だからと言ってセーフガード発動したら、自由貿易の旗印はどうなるんだろう。またブロック経済やってみる?
- 産業の維持を最優先するなら、軍用機がらみでももうちょっと譲歩してくれればいいのに。
>多くの消費者が安物を買わざるを得ない状況
日本だと衣料品がいまそんなカンジがする。
投稿情報: 奥様 | 2009-09-12 20:35
服は破れても死にはしない。
けど、タイヤのパンクはすぐ事故につながる。
ましてアメリカのこと。わずかな空気漏れですら、砂漠のど真ん中で立ち往生しかねない。
そのあたりが気になるからこそ、精緻さよりも単純なパワーを優先するアメリカ車がなりたった訳で。
中国製品の品質が以前より上がっているのはたしかだから、アメリカ人の見方が変わったのか。
あるいは、アメリカ人の世界観(自然は強大で、あらがうには強引なまでのパワーを用いる)が変わったのか。
投稿情報: Hi-Low-Mix | 2009-09-13 15:24