「633爆撃隊」はフレデリック・スミスの小説およびそれを原作とする映画。
フィヨルド奥深く築かれたドイツ燃料工場を破壊すべく633飛行中隊が危険を乗り越えて活躍するストーリーだ。
出演者もスタッフもそれなりに豪華だが、なんといっても主役はデ・ハビランド<モスキート>。フルカラーのワイド板で縦横無尽に飛ぶ<モスキート>は、語りぐさとなっている。
<モスキート>はロナルド・ビショップ設計主任により開発された爆撃機で、その高速から戦闘機型や偵察機型に派生していった。特筆すべきはその構造で、第二次大戦中に活躍した機体としてはめずらしく木製である。
また、大半の爆撃機がいくつかの機銃座を設けて敵機の迎撃を排除しようと試みているのに対し、<モスキート>には後方や側面を守る銃座がない。その高速をもって防御の代替とした、当時としてはユニークな機体だった。
などと誰もが知っていることをこきつつ、今日はエリートのミッション1。
アフォーダブルで高性能を狙うのはいいけど、最初から色々狙うとしくじることが多いよね。
化学の国ドイツでさえついに実用化できなかった木製航空機用接着剤…
投稿情報: ばべる | 2010-01-05 13:09