699年は役行者こと役小角が伊豆へと流された年。修験者の元祖と言われる彼だが、彼の弟子が告発したことによって流刑にされたという。
伝説では、流刑後も海上を歩き、伊豆大島から毎晩富士山へ通って修行していたとされる。
死後に天皇より「神変大菩薩」の諡を賜っているが、これは1799年とずいぶん最近の話である。
一呪術者がどのようにして伝説と化したのだろう。長き歴史の積み重ねが彼の上に蓄積していったのだろうか。であれば、なぜ彼だったのだろうか。
などと思いつつ、今日はTAEBO T3 トランスフォーメーション(エクスプレス)。まあまずは記録に残ることだよな。でなければなにもそこに貯まっていくことはない。根無し草の私としては、うなるしかないところだが。
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