ミサイル護衛艦＜こんごう＞と掃海母艦＜うらが＞を見学

昨日に引き続き、名古屋港へ護衛艦を見学に行ってきました。
今日の主役はやはり、米海軍以外では初めて弾道弾迎撃演習に参加し、成功させたイージス艦…＜こんごう＞です。

 

米の＜アーレイ・バーク＞に倣ったにも関わらずステルス性で劣るとかいろいろ言われてはいますが、やはり日本におけるMDの主役、頼りがいがあります。

まさに「空にそびえる鉄の城」！　なお、艦内では子供受けを狙ったのか「マジンガーZ」や「キン肉マン」のテーマがかかっていました。いや、子供はその辺りはわからないと思うぞ。

   

こちらは酒保の価格表。トランクスはLだけなんだ…。

 

＜うらが＞は＜しらせ＞の横に繋留されていた（『ともがかり』でしたっけ？）ので、ちょっと被写体としては残念。しかし、なかなかに興味深いです。ステルス性については＜こんごう＞以上に配慮されていることがわかります。また、機雷敷設艦としての能力も高そうです。ヘリ格納庫内はずいぶんこざっぱりとしていますが、高さは十二分にとられているようです。航空掃海に利用出来るヘリというと、どうしても大型になりますからね。

これはちょっと珍しい再圧チェンバー。飽和潜水での機雷掃討も考えてあるのでしょう。

ついでといってはなんですが、護衛艦＜しらゆき＞。こちらはガーデン埠頭から離れて停泊していました。＜はつゆき＞級は私が軍オタになったころに次々と就役したこともあり、個人的には思い入れがあります。冷戦末期の海自のワークホース。ネームシップの＜はつゆき＞が退役しましたから、＜しらゆき＞が名古屋に来るのもこれが最後かもしれません。