769年、宇佐八幡宮は「道鏡を皇位に就ければ天下太平となる」旨の神託を上奏した。道鏡はこれを受け皇位を望んだ。だが、和気清麻呂が宇佐へ赴き再度託宣を願うと、相反する神託が返ってきた。これを上奏したことにより和気清麻呂は称徳天皇の不興を買い、左遷されてしまう。
しかしその一方で称徳天皇は「次期皇位継承者は自分が決める」と詔を発し、事実上、最初の神託をなかったこととしてしまった。
世に言う、宇佐八幡宮神託事件である。道鏡が皇位簒奪を図り、それを忠臣和気が阻んだとする見方が長く採られてきたが、江戸時代には本居宣長がこれに疑問を投げかけている。たしかに、称徳天皇と道鏡が結んでの企みにしては不自然な点もある。
などと知ったふうなことをほざきながら、今日はターゲットタエボーの二頭筋&三頭筋および背中。事実は小説より奇なりとはいうが、案外つまらないことが真相だったりもするしね。だからこそ面白いのかもしれないが。
コメント