786年はムーサー・アル=ハーディーの没年。前年の785年に父マフディーの死を受け、第4代アッバース朝カリフの地位についたばかりだった。
一説には生母であるハイズラーンによって毒殺されたともされるが定かではない。
父マフディーは文化面で、ムーサーの後をついだハールーン・アッ=ラシードは外征面でそれぞれに大きな功績を残している。
父マフディーは彼を後継者として指定していたようだから、弟に劣らず優れた面のある人物だったのだろう。その徳をなんら発揮することなく急死とは、なんとも寂しい話である。
まー、優れた資質がすべからく発揮されるんだったら世の中こんなじゃないわな、などと思いつつ今日はTAEBO T3 トランスフォーメーション(エクスプレス)。
へぼい資質はへぼい資質で、運命がそれを断ち切るまでは頑張っていこう。
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