804年は第18次遣唐使が日本から渡った年。4隻で向かったが、2隻は遭難。残る2隻中1隻も嵐のために航路を逸脱、一事は海賊と疑われ拘束されたが、どうにか長安入りを果たした。
特筆すべきことに、この遣唐使には霊仙、最澄、そして空海が含まれていた。 うち霊仙は時の皇帝憲宗の強い支援を受けて秘法までをも学ぶが、それゆえに帰国を禁じられた。
後に帰国した最澄は天台宗を、空海は真言宗を開く。日本の仏教にとって大きな意義を持つ遣唐使だったと言えよう。
などとろくに知りもしないのに上から目線でほざきつつ、今日はTAEBO T3 トランスフォーメーション(エクスプレス)とターゲットタエボーの腹筋。
学んでいけばそのうち良いこともあるさ。
遣唐使関係でしたら,今読んでます
榎本渉『僧侶と海商たちの東シナ海』(講談社選書メチエ・選書日本中世史4)が面白くてお勧めです。
海域交流と僧侶の渡海,国際情勢の変化が実例を踏まえつつ躍動的に描かれています。
投稿情報: teiresias | 2011-01-09 09:48