884年、黄巣は王満渡における決戦で敗れた。王仙芝とともに乱を主導し、一時は唐の都、長安をも手中に収めた彼らだったが、政府としてはろくに機能せず、民心は離れていた。黄巣軍の幹部らも次々と唐へと寝返り、彼は故郷に近い狼虎谷へと逃れる。
そして遂に、彼は甥に介錯せしめ自害する。
他人がおこした反乱に乗じ、いつの間にかその主役となったほどの男なのだから、きっと有能だったに違いない。しかし、人を組織しなにかを作り上げていくには、わずかに足りなかったのだろう。
などと知ったふうなことをこきつつ、今日はターゲットタエボーの背中およびヒップ。わずかに足りないのと、なんもかんも足りないのではどっちが残念なんだろう。
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