910年はローマ教皇ヨハネス11世の生年。
彼の母マロツィアはローマいちの美女と称えられた。マロツィアは時のローマ皇帝セルギウス3世の寵愛を受け、二人の間にできた不義の子がヨハネス11世だったとされる。
しかし、マロツィアがその後結婚したアルベリーコ1世との間の子だったとする説もある。
アルベリーコ1世が亡くなるとマロツィアはトスカーナ候グイードと再婚しようとするが、教皇ヨハネス10世に反対された。しかし逆に、マロツィアはヨハネス10世を獄死に追い込む。
マロツィアは息子ヨハネス11世をローマ教皇の座に据えるが、その後すぐにグイードは死去。
マロツィアはさっそくプロヴァンスのウーゴとの再々婚を希望し、ヨハネス11世自らの祝福の下それを果たした。
しかし、彼女を祝福したのも息子ならば、彼女を追い込んだのも息子だった。アルベリーコ1世との間の子、アルベリーコ2世が彼女らの城を攻め、ついに彼女を獄へと閉じ込めたのだ。
ヨハネス11世はその力を奪われ、教会内の事すら弟であるアルベリーコ2世に牛耳られることとなる。
それにしても、ローマ教皇すら誘惑し、子をなした後ですら多くの有力者を魅了したその美貌とはどのようなものだったのだろうか。
男としては一度見てみたい気もする。
などと色ボケなことをぬかしつつ、今日はターゲットタエボーの胸&肩およびヒップ。
まあ私は奥様で十分です、はい。