925年は東ローマ帝国皇帝ヨハネス一世ツィミスケスの生年。
先帝ニケフォロス二世に冷遇されたことを怨む彼は、皇后テオファノと手を組む。
彼女はロマノス二世皇帝に見いだされ皇后となったが、彼を手玉に取り実権を握った。ところがロマノス二世が若くして事故死してしまい、彼女は摂政となる。当時将軍だったニケフォロスは軍隊の支持を得て反乱、ロマノス派を倒して戴冠する。そこで彼はテオファノを娶ることで正統性を得たのだった。
だがテオファノは堅苦しい夫を嫌っており、それゆえにツィミスケスと接近したのかもしれない。そして二人は策略によりニケフォロス二世を暗殺する。
テオファノはそのままツィミスケスの妻となるつもりだったようだが、彼は彼女を「暗殺の首謀者」として告発、宮廷から追放する。
後にツィミスケスは病死するのだが、これを「テオファノの復讐」とする声もある。もっともさすがにこれはイメージ先行の俗説らしい。
すさまじい悪女を裏切った訳だから、ツィミスケスもなかなかの悪人かもしれない。
などといかにも知らない感じですっとぼけつつ、今日はターゲットタエボーの胸&肩およびヒップ。
裏切りもせず実績もなく…あ、いろいろ期待は裏切っているかも知れん。
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