米同時テロから9年目に当たる9月11日にフロリダ州のキリスト教会がイスラム教の聖典コーランの焼却集会を計画している問題で、アフガニスタン駐留米軍のペトレイアス司令官は6日、そのような集会が実施されればアフガン駐留米軍にとって「重大な問題につながりかねない」と批判する談話を発表した。
via www.cnn.co.jp
以前もご紹介した、ダブ・ワールド・アウトリーチ・センターがコーランを焼こうとしている件についてのアフガン駐留米軍の反応がこれ。
日々、武装勢力とアフガニスタン民衆との間に割って入り、なんとか武装勢力を放逐しようと奮闘している将兵らにとって、このような不寛容かつ挑発的な行為がどれほどのマイナスとなるだろうか。まっとうな想像力があればすぐに理解できるだろう。
よもやとは思うが、同センターの人々にとって、宗教間の衝突が拡大し、どちらかが根絶やしになるまで戦い続けることこそ理想なのだろうか。