ヨハネ・パウロ２世が死去 在任２６年、宗教和解に足跡 ８１年には日本も訪問

中日新聞より。

８９年、ゴルバチョフ・ソ連共産党書記長（当時）と歴史的会談を行い、ベルリンの壁崩壊を決定的なものにするなど、旧ソ連、東欧の民主化を後押しした。パレスチナ紛争、イラク戦争でも積極的なバチカン外交を展開、平和のメッセージを訴え続けた。
２０００年３月にはカトリック教会の歴史的な罪を総括した文書を発表し、キリスト教会の分裂や異端審問などを罪として挙げ、特別ミサで神に許しを求めた。
また、０１年５月に東西教会分裂から約１０００年ぶりにギリシャを訪問。ギリシャ正教会に謝罪し、和解にも尽力した。

改めて見るとすさまじいまでのご活躍。
謹んでご冥福をお祈りいたします。